Interview 01
アリーナの興奮。スタジアムの熱狂。
番組を通して、たくさんの視聴者に伝えたい。
髙橋 ひとみ Hitomi Takahashi
番組制作ディレクター
番組制作局 企画制作部
2019年入社
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小さい頃から、ゴール裏でチャントを歌ってきた。趣味が高じて、この業界に!
サッカー好きの父の影響で、小さい頃から大のサッカーファンだったんです。地元クラブのサポーターとしてスタジアムに通い、大学時代には毎週のようにゴール裏でチャント(応援歌)を歌っていました。楽しみにしていたのが、テレビ朝日のサッカー番組『やべっちFC』。そのエンドロールに流れていたのが、文化工房という社名でした。就活中に当社を見つけた時には、迷わず説明会に参加しましたね。「サッカーに関わる仕事がしたい」「『やべっちFC』をつくりたい」という一心で、この世界に飛び込んだのです。初めての配属先は自治体や大学の広報誌制作などを手掛ける広報メディア制作部。テレビ業界やスポーツ業界とは少し違う、クライアントと直接向き合うビジネス環境で社会人としての基礎や常識を学ぶことができ、私にとって貴重な財産になりました。
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スポーツニュースの構成を考え、原稿を書く。インプットを重ね、表現の引き出しを増やす。
入社2年目にはスポーツニュース制作局のディレクターに。テレビ朝日の番組内で流れるスポーツニュースの取材、原稿作成、映像編集のディレクションまで、一連の流れを手掛ける仕事です。サッカー以外のスポーツについては詳しくなかったので、最初は原稿の書き方も分からず大苦戦。他の人が書いた原稿などを片っ端からチェックして、文字起こしに励み、「こういうワードを使うんだな」「こういう表現があるんだな」と、テキストファイルにストックしていきました。初めて取材に出向いたのは、高校バスケのウィンターカップ。めちゃくちゃ張り切って連日取材に編集にと頑張った結果、なんとそれがきっかけで、翌年から新番組『バスケ☆FIVE』のディレクターとして、立ち上げから携わることになったのです。
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ようやく夢のスタートラインに! 私ならではの視点を活かした番組づくりを実現したい。
『バスケ☆FIVE』で初めて担当したのは、選手数名のスーパープレーを1分ずつくらいで紹介していく『バスケットボールダイジェスト』というコーナーでした。
画(え)をつないで、尺を整えて、仮のテロップやナレーションを入れて…。動画編集ソフトの使い方を覚えるところからのスタートでしたが、徐々にステップアップし、数ヶ月後には自分でコーナーを立ち上げるところまで成長することができました。そして翌年には『FIBA バスケットボール ワールドカップ 2023』の取材に参加! 大熱戦を通じて五輪の出場権を獲得する瞬間に立ち会い、その熱気を視聴者に伝えるという醍醐味を改めて実感できたように思います。実は先日、ついに『やべっちFC』の後継番組『やべっちスタジアム』の制作に携わることに決まったんです。サポーターとしての視点を活かし、ワクワクするような企画を実現していきたいですね!本文の内容は取材当時(2023年10月)のものです。