Interview 04
未経験から新しいフィールドへ。
好奇心を忘れない「広報のプロ」でありたい
池田 倫 Rin Ikeda
制作ディレクター
広報メディア局制作2部
2015年入社
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街と人をつなぐ、より公共性の高い
ものづくりを求めて
未経験で広報の世界へ以前は大型百貨店や鉄道関連などのサイン&ディスプレイを作る会社に勤めていましたが、次第に「もっと公共性の高いものを作りたい」という思いが強くなり、自治体を中心とした広報媒体を多く手がけている文化工房に興味を持ちました。当時、紙面制作の経験はほぼゼロでしたが、「なんとかなる」という勢いで、32歳で入社しました。
広報メディアの制作ディレクターの仕事は、自治体や省庁、大学といったさまざまなクライアントの要望に応え、紙媒体やWeb、映像といったメディアを通じてPRコンテンツを制作すること。最初は想像以上に大変でした。新規案件の受注に向けてコンペに参加するため、チームで企画会議を重ねていくのですが、自分だけまったくアイデアが浮かんでこない。
「みんな、どうしてそんなに発想が豊かなの?」「全然ついていけない」と悩んだ時期もありました。でも、そんな作業を夢中でこなすうちに少しずつ発想力や企画力がついてきて、いつからか新しい企画を考えることが楽しく思えるようになりました。
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「伝えること」にまっすぐ向き合うことが、
読者の心に響くコンテンツ作りにつながる現在は、『広報新宿』、『季刊むさしの』などの自治体広報紙や、東京都の広報案件の制作統括を主に担当しています。大切にしているのは、取材や撮影の合間に自分の足で街を歩くこと。散策することで街の変化に気づけますし、誌面で紹介したら面白そうなトピックが見つかることもあります。お付き合いが長くなればなるほど、担当する街のことを好きになっていきますし、その気持ちがより良い媒体づくりには大切だと思っています。
自治体だけでなく、省庁や企業のWebマガジン、会社案内、採用パンフレットなど、携わるジャンルは多岐にわたります。クライアントによって分野も専門性も異なるため、新しい案件に携わるたびに毎回知識ゼロからのスタートになりますが、勉強してだんだん理解を深めていく中で、「自分だったらこう見せたい」というアイデアが舞い降りてくる瞬間がこの仕事の醍醐味ですね。提案をする際は、クライアントの要望を踏まえた上で、ちょっとだけ冒険してみることを心がけています。まずは自分たちが楽しいと感じられる企画じゃないと、読者の興味を惹きつけることはできない。経験を重ねることで、そのバランス感覚がだんだん分かってきたように思います。
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文化工房は「飽きない会社」。
好奇心を忘れず、枠にとらわれない
“広報のプロ”へクライアントや案件ごとに新しいテーマを学ぶ楽しさがあり、形になったときの達成感を何度も味わえる。いつでも新鮮な気持ちで仕事に携わることができる文化工房は、「飽きない会社」です。好奇心旺盛な人にとっては、刺激的な環境だと思います。ある程度のキャリアを積んだ今は、本当の意味での「広報のプロ」でありたいと考えています。例えばターゲットを絞った発注をいただいた際も、あえていったんその条件を忘れ、視野を広げて俯瞰してみる。固定概念にとらわれず、柔軟に考えることを大切にしています。
最近は紙媒体だけでなく、イベントや映像の企画にも携わる機会が増えてきました。メディアの枠にもとらわれず、これからも自分自身の好奇心を刺激しながら、新しい表現の形に挑戦していきたいと思っています。本文の内容は取材当時(2026年1月)のものです。
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